認知症の旦那様とお二人暮らしのケース

奥様が急にケガをされてお困りでした

認知症の旦那様を奥様が介護されている、高齢者お二人暮らしのケースです。

旦那様は認知症が進み、一人で外出すると戻れなくなっているので、介護者の奥様は日常生活で目が離せない状態でした。

その日はデイサービスの利用日で、デイサービス職員が旦那様をお迎えに行ったときに、昨日奥様が階段から転落し腰を痛めてしまったことを聞かされ、デイサービス職員がその場でケアマネジャーに連絡をし、ケアマネジャーは救急車の手配やらショートステイの利用を調整したことで、緊急時の高齢者お二人の生活を支えたケースです。

旦那様のショートステイご利用と、スムーズな退院

認知症の旦那様は定期的にデイサービスをご利用いただいておりました。

その日もデイサービスのご利用だったので、デイサービスの職員がお迎えに行ったところ、奥様が具合悪そうにしているので様子をお聞きしたら、階段から転落し腰を痛めてしまったとのこと。デイサービス職員より連絡を受けた担当のケアマネジャーはすぐに訪問しました。

奥様は腰を殴打した様子でとても痛がっていましたので、救急車を呼んで救急搬送先に認知症の旦那様と同行しました。また親類へ連絡を取りました。

奥様は入院となりましたが、旦那様にはショートステイの利用を調整し、その日よりショートステイの利用をしていただくことになりました。

奥様の退院後の生活では、介護用のベッド等が必要となりサービス利用の調整を図り、自宅へのスムーズな退院を行うことができました。

担当者から

入院しなければならなくなった奥様は、一人残される認知症の旦那様をとても心配されていましたが、ショートステイの利用ができることでとても安心されていました。

また旦那様も一人残されてとても不安そうでしたが、ショートステイの利用で介護職員により声かけ見守りをしてもらい安心して利用できました。

現在、一人暮らしや高齢者のお二人暮らしが多く、ご近所に親類や協力してくれる方がいない場合もあります。

「どうしよう、困った。」と思ったときには、遠慮せずご相談ください。(担当:ケアマネジャー)