働く仲間の笑顔を想像しながら…「ほっこり」と心が温かくなりますように
みなさんは「エッセンシャルワーカー」という言葉を知っていますか?
新型コロナ感染症においてメディアでたびたび取り上げられている名称です。
エッセンシャルワーカーとは…
医療・看護・介護・保育士・公共交通機関の運転手などなど、
「日常生活を維持する為に不可欠な職業」
を指すのだそうです。
そういった方々に感謝や敬意を込めてエッセンシャルワーカーと呼ぶのだとか。
世の中のエッセンシャルワーカーは、患者さん・ご利用者・子供たちの健康を守るために日々使命感を持って仕事に努めていると思います。
どんな状況であっても笑顔を忘れずに、誰かの人生にとって一滴のエッセンス(要不可欠、極めて重要という意味だそうです)のような存在でありたいものです。
高齢者施設で働くエッセンシャルワーカーとして気を緩めることなく、
そんな思いから「ほっこり癒しプロジェクト」と題して、同じ特別養護老人ホームで働く仲間同士で、メッセージカードの交換を行うイベントを開催することにしました。
メッセージカードには、一緒に働く仲間を思いやる気持ちや、仲間意識が高まるよう、労いや感謝等を伝える言葉で作成してもらい、最後に自分の名前を書きます。
イベント終了後には、メッセージをくれた職員に対し、後日報告とお礼の言葉を伝えることで、コミュニケーションを深めることができます。
カードには、普段は伝えられない感謝の気持ち・優しい言葉がたくさん書かれています。メッセージカードを通して、職員同士の会話が増えたり「これからもみんなで頑張ろう!」という仕事に対するモチベーションの向上にも繋がりました。
エッセンシャルワーカーとして働く私たちにとって、ご利用者の笑顔や仲間との絆が、どんな困難な状況でも前向きに乗り越えられる力に変わります。
これからもお互いに思いやる気持ちを大切に、どこかで誰かのエッセンスになれるような、「ほっこり」と温かく穏やかな気持ちを与えられるような、そんなエッセンシャルワーカーを目指していきたいと思います。