今年の夏祭りは一味違う

毎年ライフケア黒森の夏祭りでは、特別養護老人ホーム、小規模特別養護老人ホーム、グループホームの3つの事業所が合同で行っていました。

ですが今年度は、新型コロナウイルスの庄内地方における感染が広がっており、施設への感染予防のため、規模を縮小し各事業所でご利用者・職員で感染予防対策を行いながら、工夫を行いながらたくさんの出し物や食べ物で夏の雰囲気を感じていただけるよう夏祭りを開催しました。

各事業所の夏祭りの様子

特別養護老人ホーム

夏といったらスイカ!!
ご利用者のご家族からいただいた立派なスイカをご利用者、職員で一緒に食べました。
「やっぱり夏はスイカだ~」「あまぐでうめのー」と言った言葉が飛び交いました。

お楽しみで風船くじ引きをしました。ドキドキしながら何色が出るか楽しみながら選んでいました。
夏の風物詩である花火の映像を見て「やっぱり花火はきれいだの~」と会話に花が咲き大いに盛り上がりました。

ヨーヨー釣り、じゃがバター、かき氷を食べながら会話を楽しみ、紙コップの中にあるくじには、お菓子やジュースが当たるくじが入っており、ご利用者の皆さん大当たりが引けるように楽しみながら選んでいました。

かき氷を食べながら音楽を鑑賞し、ご利用者の皆さんの昔懐かしい曲、好きな曲を口ずさんで楽しまれました。「むがしの曲はやっぱりいの~」「若い時思い出すの~」と会場が盛り上がり、ご利用者、職員が一つとなり楽しい時間を過ごしました。

小規模特別養護老人ホーム

ご利用者に食べたいものを事前に伺い、その中でも特に人気があった、たこ焼き、焼きそば、ジュースフロート食べながら「昔の屋台を思いだしていいの~」とたくさんの笑顔でお話してくださり、喜ばれておりました。夏祭りの最後では花笠音頭を踊り楽しみました。

グループホーム

畑で収穫したじゃがいもでじゃがバターとかき氷をご利用者全員で食べ、交流を図りました。
自分たちで育てたじゃがいもは格別に美味しく、ご利用者からも「こごでとれだ芋はうめの~」と大変好評でした。

各事業所で行う夏祭りは初めての開催となりましたが、顔なじみのご利用者や職員と一緒にゆったりとした、楽しいひと時を過ごすことができ、絆もより深まった夏祭りとなりました。

早くコロナウイルスが収束し、ご利用者、ご家族、職員で行う夏祭りが待ち遠しい限りです。