オンライン面会ってどうすればできるの?とご家族からのご相談
コロナウイルス感染症の流行で対面の面会が控えられている中、
オンライン面会が実現されたケース
思いがけず自宅の様子も見ることができ、喜んでいただけました。
要介護者
80代 女性M様
相談者
M様の旦那様 月に2~3回面会に来られていた。
新型コロナウイルスの流行に伴い、令和2年5月よりスマートフォン等を使ったオンライン面会を行っております。
その際にM様の旦那様よりご相談がありました。
「オンライン面会ができるという案内をもらったが、どうすればできるのか?」というご相談でした。
オンライン面会は、パソコン・タブレット・スマートフォンのいずれかが必要であり、ZOOMアプリを使ってビデオ通話ができることを説明しましたが、旦那様より「私自身高齢であり、そういう機械は難しいですね。」とのお言葉があり、諦められていました。
その後、感染状況を踏まえ面会制限が緩和され、窓越し面会が解除されましたが、11月より再度山形県内においてコロナウイルス感染症が流行してしまい、再度面会制限となりオンライン面会のみとなりました。
そんなある日、次男様より連絡が
ある日、M様の次男様よりオンライン面会をしたいと連絡をいただきました。次男様がタブレットを持っているとのことで、オンライン面会が可能となりました。
そして、面会当日
オンライン面会当日は、画面越しに旦那様と次男様がおられ、M様も久しぶりの面会に笑顔が溢れていました。
職員も隣に座り、会話のやりとりをサポートしながらオンライン面会を実現することができました。
また、久しぶりに自宅の様子が分かり、懐かしまれたM様も喜んでいました。
その会話の中で、今度は遠方のために入居以来面会に来られなかった長男様家族ともオンライン面会をやろうとの話になり、画面越しではありますがとても楽しみだという表情をされていました。近日中に実施予定です。
今回のオンライン面会は、息子様のご協力もあり実現することができました。
また、「遠方にいるご家族との面会もできる」という新たな可能性も見い出すことができました。
新型コロナウイルスの感染予防のため、外出や行事等に制限がある中ではありますが、その中でも新たな発見や気づきも多くあります。
今後ともご利用者とご家族の関わりを大切にし、皆様が安心して過ごせるように支援して参ります。