【ライフケア黒森】2020年の夏祭りは規模を縮小して開催しました

毎年、ご家族や地域の皆さまをお招きして開催していた「ライフケア黒森夏祭り」ですが、新型コロナウィルス感染症の流行により、各地で様々な行事が中止となっている中でも、ご利用者の皆さまに「楽しんでもらいたい」「笑顔になってもらいたい」という思いから、今年は規模を縮小して開催しました。

夏祭りの会場では、種類いっぱいのジュースやポップコーン、じゃがバターに綿あめ、焼きそばなどの出店があり、お店の前まで行くと「どれを食べようかな」「どれも美味しそうで困ってしまうの」と、迷いながら選ばれていました。

飲食店以外にも、ヨーヨー釣りや輪投げなどの出店がありました。

ヨーヨー釣りの釣り針は、ご利用者の手作りです。

ハンドペーパーでこよりを作り、S字のクリップを通して釣り針の出来上がり!!

「俺たち作った釣り針で釣れたぞ~」「めんこいな釣って孫さくいるや~」と大盛り上がりでした。

輪投げ会場では、得点に合わせて豪華景品が準備してあり、昔老人クラブで輪投げをされていた方は「行くぞ!それ!!」と掛け声も気合いが入ります。

その周りで皆さんは「うまいごど~」「頑張れ~!」「やればでぎる!」と懸命に応援されており、普段とは違うお姿を見ることができました。

夏祭り終盤は太鼓を囲んでの花笠音頭。

曲に合わせて上手に踊れるよう一週間前から花笠音頭の練習会を開催し、ご利用者が先生となり、若手の職員にも丁寧に教えていただきました。

その甲斐あって、夏祭り当日は花笠音頭を上手に踊ることができ、ご利用者に「練習の時より上手なったけの~」と褒められている職員もいました。

館内に響き渡る太鼓の迫力とともに、全員が「やっしょう~まかしょ~!」と声が自然と出るほど熱気も最高潮!

ご利用者も花笠を手に持ちリズミカルに体を動かしながら、生き生きと踊られている方や、昔を思い出して歌を口ずさみながら懐かしんでいる方もいました。

ご利用者の笑顔のためにと職員一丸となりできる限りの工夫を凝らしながら取り組んできましたが、

ご利用者の皆さまより

「最高の夏祭りだけ!!」「おもしぇけ~!!」

との感想や、溢れる笑顔をたくさん見ることができたことは、私たち職員にとってもこの夏一番の喜びと励みになりました。