【ショートステイ】誰かのために想いを込めて・・・”ほっこり幸せ気分”
ショートステイでは、
『いつまでも住み慣れた自宅での生活が続けられるように』
様々な生活場面から、ご利用者に『心の満足』を感じていただけるような活動を行っています。
活動を通して
「嬉しい」「よかった」「ありがとう」「自分でやってみよう」
というような気持の高まりが『心の満足』に繋がり、いつまでもその人らしく、いきいきとした生活を送ることができるようにサポートさせていただいております。
今回は、ショートステイの活動の一部をご紹介いたします。
下記の写真は「黒森保育園の掃除に役立てていただけるように」と想いを込めた雑巾作りの様子です。
昔から縫い物をされてきた方にとって、雑巾制作はお手のものです。
いったん針を通してしまえば、手の感覚で手際よく雑巾を縫われ、あっという間に完成するのでした。
保育園に到着すると、子供たちが大勢で待っていてくれました。
一人一人にありがとうの言葉と握手をもらって、目に涙を浮かべていらっしゃるご利用者もおられました。
「めっこいもんだの~。気持ちも若返ったようだ。」
とご利用者の皆さんは、園児の皆さんに喜んでもらえたので、嬉しくてほっこりした気持ちになられました。
そして後日…
大きな声で歌も歌ってくれました。
「おじいちゃんも、おばあちゃんも、昔はこどもだったってホントかな?いたずらして叱られたってホントかな♪」
歌の歌詞にも、子供たちの笑顔にも感動して、ご利用者も職員も泣いて笑って、とっても素敵な時間でした。
メッセージカードを見ながら
「こうやって写真で見せてもらうと嬉しいもんだね。」
「また作って届けに行こうね。」
と次回の制作に向けて、やる気が湧いていらっしゃるご利用者の皆さんでした。
その他にも、ご利用者の趣味活動として、折り紙を楽しまれている方がいます。ただ折り紙を楽しむのではなく、折った鶴を活かすことを目標に活動しました。
実際に、募集されていた広報誌とポスターを掲示して、多くのご利用者と職員が平和に願いを込めて被爆地へ届ける鶴を折ることができました。