背の低い祖母のお手伝いをきっかけに介護の世界へ。入居者皆さん自分らしく穏やかに過ごされているなぁと改めて感じます。

私が中学生のとき、父方の祖父母の家によくいっていました。

祖母は背が低く、高い所にある物が取れなかったりするので、手伝ったりしていました。

そのような経験から、徐々に祖母のように困っている人のために何かしてあげる仕事に就きたいな…と思ったのがきっかけです。当時は介護というより、何となく漠然と福祉の仕事に興味がありました。

専門2年生のとき就職を考えていて、先生から何件か介護施設などを紹介いただいたのですが、その中に正覚会も入っていました。

専門学校の実習などで介護施設はいくつか訪れていたものの、実際正覚会の施設を見学してみて、ご利用者の笑顔や職員同士の円滑なコミュニケーションが、とても印象的だったのを覚えています。

結局比べるかたちになってしまうのですが、今まで実習した施設にはない雰囲気に「こういうところで働きたいなぁ」と思ったのがきっかけです。

まだ2ヶ月ちょっとなのですが、学生時代に実習はしてきているのでこんな感じかな？という感覚は何となくつかめました。

でも日常業務に追われたり、バタバタして気持ちに余裕がなくなったりすると、「いつもご利用者目線で考える」ということは本当は大変なことなんだな、と痛感させられます。

それと、見学や実習ではあまり経験してこなかったご利用者のご家族と直にコミュニケーションをとる場面もたくさんあり、学生のときとは違うな、と思います。先輩方は優しいだけではなく、厳しいときもありますが、それは自分に足りない点や基本的なことを教えてくれているんだなぁ、とプラス思考で考えています。

自分ではあまり思わないのですが、明るい、思いやりがある、優しい、と言われます。あまり自覚はほんとにないですね。

今の担当しているユニットのご利用者は会話ができる方々が多いので、意見もたくさん言ってくれます。ですので、自分のこの明るい性格で接していけば、ご利用者の方々とも打ち解けられるのでは、と思っています。

音楽を聞くのが好きです。車内でも家でもよく聞きます。

自分が働いてみて感じていることなのですが、ご利用者の皆さんは自分の時間を大切にして、自分らしく穏やかに過ごされているなぁと感じます。

もし迷っていたり、気掛かりなことがあれば、一度見学に来て生の雰囲気を感じてほしいなと思います。