【こもれびの郷】ご利用者様に馴染みの地域で、自分らしく過ごしていただきたい。少人数デイサービスの取り組み。
認知症対応型デイサービス「こもれびの郷」
私たちは山形県酒田市の黒森地区で<認知症対応型通所介護事業所(デイサービス)>を運営しております<こもれびの郷>です。
下記をコンセプトに、ご利用者お一人おひとりが自分らしさを再発見できるよう「笑顔」「安心」「楽しみ」を提供していくとともに、馴染みの地域で暮らせるよう支援させていただいております。
こもれびの郷コンセプト
- 私たちは、少人数で家庭的な雰囲気の中で、一人ひとり役割をもった生活を支援していきます。
- 私たちは、くもん学習療法を中心にその人にあった様々な活動を通し、認知症の進行緩和に努めていきます。
- 私たちは、地域行事への参加や地域の方々との交流を大切にしていきます。
学習療法の取り組みについて
現在、正覚会(こもれびの郷、ライフケア黒森などの運営母体)では、8事業所で学習療法に取り組んでおりますが、こもれびの郷以外の施設では、ご希望制のサポートになっております。
その中、こもれびの郷では、基本全員のご利用者様に参加いただいています。(ご事情があって辞退される方以外)
学習療法は、初期の認知症など早い段階で始めると最も効果を感じやすく、症状の緩和に繋がります。ご利用者様には、自分の好きなことを楽しむための、頭の準備体操だと思って気軽に取り組んでいただけましたら嬉しいです。
少人数ならではの機動力
こもれびの郷の特徴のひとつが、少人数ならではのフットワークの軽さ、機動力です。
ご利用者様のお出かけに着目しても、計画から実行がとても早く、加茂水族館に行ってクラゲなどを見学したり、酒田夢の倶楽へお雛様を見に行ったり、ドライブしたりとご自分の希望が叶ったときのご利用者様の笑顔はとても良い表情をされています。
屋内の活動もみんなでレクリエーションを行ったり、個々で書道や裁縫をしたりと、他の人とコミュニケーションを取る時間もあれば、個人個人の時間も持てたりと、臨機応変に対応させていただけるのも、少人数ならではの良さがありますね。
今後も地域の皆さまと共に
今後ますます進むと言われている高齢化社会。年を重ねても、それまで暮らしてきた馴染みの地域で暮らしていくには、ご家族はもちろんのこと、地域の皆さまのご理解とご協力が必要です。
こもれびの郷では文化祭などのお祭りを始めとした、地域の行事にも積極的に参加し、地域の方々との交流も積極的に行っております。
そして、もしお年寄りの方が真冬に薄着で地域を歩いているようなことがあったら、「●●さん家のおじいちゃん、どごさ行ぐな?家さ帰んなんば一緒行ぐが?」など、「あれ?」と思った時に声を掛け合える関係を、地域の皆さまと築いていきたいです。