ショートステイの活動 ~ 2025年 ~
ショートステイでは、日々の生活の中でも、楽しみの一環として、ご利用者が主体で参加できる季節の行事や制作活動を行っています。
その中で、今年取り組んできた活動をいつくか紹介します。
酒田市おもてなし市民会議・クルーズ船寄港における「折り紙プロジェクト」への協力
昨年は折り紙が得意なご利用者を中心に、酒田市で広島や長崎の被爆地に折り鶴を贈るという「届けよう!千羽鶴に平和の願いを込めて」の活動に参加しました。
今年は、少し趣向を変えて、酒田市に寄港するクルーズ船の乗客へプレゼントする折り紙を作ることにしました。折り紙と台紙、合わせて200枚。メッセージカードに折り鶴を貼り付けるという作業です。
折り鶴の名人であるご利用者もいらっしゃいましたので、先生役となっていただき、他のご利用者へ折り方やコツを伝授してくださいました。
「いっぱいあるけど、頑張ろう!」
「外国の方もこれ見たら喜ぶよの!」
「酒田に来てくれて嬉しいね」
「これ見て酒田を思い出してくれるかな」
等と互いに声を掛け合いながら一致団結して取り組まれ、次々と完成していくメッセージカード。
あっという間に200枚のメッセージカードが山積みとなり、酒田市へお届けしました。市役所の職員の方からも感謝の言葉をかけていただいています。
色々な表情を持つ折り鶴たちが台紙の上で羽ばたく姿に、きっと外国の方も酒田を感じ、思い出としてご自身の国へ持ち帰ってくださると思います。ご利用者の想いが遠くの国にも届きますように。




フルーツポンチづくり
初夏を迎える頃、事業所会議中に一人の職員の「ご利用者と一緒に料理をして食べたいですね」という提案に、すぐに全員が賛成し、お楽しみ行事として企画しました。
お手軽に、美味しくできる料理として、『フルーツポンチ』に決定。
当日は、果物をご利用者から切ってもらい、サイダーで割るという工程。
それでも、一人ひとりに包丁を握ってもらい、目を凝らしながら一生懸命に切ってもらうご利用者を隣で応援したり、固唾を飲んで見守ったりと、それぞれの形で楽しんでいただきました。
完成したフルーツポンチは初夏にふさわしい爽やかな味に仕上がり、みんな大満足!
「美味しいー!何杯でも食べられる!」「綺麗に切れたね」「また作りたい!」とご利用者からも大好評でした。




秋の大運動会
毎年恒例になっている運動会を開催しました。
赤組、青組に分かれて、ハチマキを頭に巻き準備万端!
種目は、輪投げ、風船バレー、玉入れと時々休憩。
どの競技も全身を使って、椅子から落ちそうになるほど真剣にかつ楽しく取り組まれました。結果はどちらも優勝!
普段は穏やかに過ごされているご利用者も久しぶりの勝負に心も体も熱く盛り上がった時間となりました。


ショートステイでは、ご利用者の身体の状態やお気持ちに配慮しながら、日常生活全般における介護以外にも、ほっとできる時間や、楽しんでリフレッシュできる時間を提供していきます。