タクティールケア®で心身ともにリラックスを
タクティールケアとは、スウェーデン発祥のケアのことで、受けた方に痛みの軽減をもたらす、身体が温まる、心地よい睡眠や深い呼吸ができるようになる、腸の蠕動運動が活発になるなどの効果が得られる他、認知症の方へタクティールケアを継続的に行うと、自分自身の身体の認識や自己意識の向上、身体的・精神的な症状を和らげることがあると言われています。
ライフケア黒森デイサービスでは、❝はつらつプロジェクト❞として様々なレクリエーション活動を行っております。
元気に活動されることも、デイサービスご利用の大切な目的ではありますが、その日の体調やお体の状態によっては活動への参加が難しい方もいらっしゃいます。
デイサービスではお体に痛みのある方や気持ちに不安が見られる方だけでなく、レクリエーションへの参加が難しい方にも、タクティールケアが適していると考え実施を進めております。
タクティールケアを行う際、職員は、周囲の環境をリラックスできるよう整え、ご利用者の顔を見ながらゆったりとした気持ちで行うように心がけています。
実施のポイントとしては、ゆっくりと力を加えずに、優しく手で包み込むようにマッサージを行います。一対一で関わりを持ち、皮膚と皮膚が触れ合うことでお互いを認め合うことができると感じられます。
初めは緊張した表情のご利用者もだんだんとリラックスした表情や笑顔が見られ、いつの間にか眠ってしまう方もいらっしゃいます。
デイサービスにおいては、現在2名の職員が資格取得に向けて演習を重ねております。
タクティールケアを通してさらに「笑顔・安心・楽しみ」をご利用者に提供していくことで、事業所コンセプトである
「自分らしさ再発見」
に繋がるものと考えます。
※写真撮影時のみマスクを外しています