白熱の輪投げ大会

2017年6月21日に、山形県天童市で開催される「輪投げ大会」に出場致しました。
(第44回山形県老人ホーム輪投げ大会)
あるご利用者様の「輪投げ大会に出場したい」という声を頂いて、昨年より参加している大会です。

今年は、ライフケア黒森のご利用者様3名が出場致しました。おそろいのユニホームが、チームの結束、仲間意識を高めます!

正覚会の代表として輪投げ大会に出場

大会が行われる天童に向かう際には、施設全体で盛り上げて壮行会・見送りを行いました。正覚会で運営するほかの事業所からも、職員がエールを送りにきてくれました。

輪投げ大会では真剣勝負

午前は個人戦、午後は団体戦が行われました。今回は、どちらの部にも参加。
2メートル手前から投げる、というルールを守れば、車いすに乗った状態でも、立って投げても良く、どなたでも競技への参加が可能です。

車椅子の方でも、方向や姿勢を整えることで、しっかり的(まと)をとらえて投げることができます。
練習を積んでいない職員たちよりも、練習を積んでコツをつかんでるご利用者様たちの方が、よほど命中率が高い!一筋縄ではいかない、とても奥が深い競技なのです。

競技の結果はいかに

2チームが1つの台を使って競技を行うので、
一緒の台を使っている他のチーム(ほかの施設)の出場者を応援したり、お互いに投げ方を観察したりと、和気あいあいと競技が進んでいきました。

競技の結果は・・・
(特養の部門)順位 160人中25位

好成績で大会を終えることができました!

大会の前日は温泉でのんびり、美食を楽しみました

さて、今回は輪投げ大会に出場することがメインの目的ではありましたが、それに伴う「プチ旅行」の行程、宿泊も、楽しむことができました。同行した職員も、しっかり気を張って介助をする一方で、今回のイベントをご利用者様と一緒に楽しむことができました。

天童温泉の「ほほえみの宿 滝の湯」様に、大会前日から宿泊し、万全の体制で大会に出場することにしました。

温泉最高!

なんと、温泉にも入ることができました!
(滝の湯様には、大変寛大なご対応を頂き、入浴介助用車椅子を使用しての入浴を快く受け入れて下さいました。)
同行した職員も、「さすがに裸で介助するのは恥ずかしい」と照れながらも、タオルを巻いて一緒に温泉に入りました。

山形の味覚とお酒

夜の食事においては、豪華な「山形牛」を戴いたり、お酒を嗜んだりと、楽しく宴会。
朝ご飯も、美味しいバイキングで皆さん大満足の様子でした。

また次の出場を目指して!

帰路の車中では、「来年も出られるように頑張ろう!」と意気込みながら、
楽しい旅の思い出を語りあいました。

さて、来年はどなたが出場できるのでしょうか?
施設の代表として出場するプレッシャーもありますが、皆に応援されながら、道中を満喫し、大会の緊張感も味わえる貴重な機会です。

輪投げの競技を楽しみながら、よりたくさんのご利用者様に輪投げ大会出場への意欲をもってもらおうと、今後も施設をあげて、益々力を入れて取り組んで参ります!
輪投げは、ご利用者様が楽しみながら体を動すかすことができる競技です。また、目標を持つことが、「毎日を楽しくイキイキと過ごす原動力」になれば何よりだと考えています。

職員の負担を軽減するには

十分な人数と思われる職員(うち看護師1名)が同行しておりましたので、体制は万全と考えておりましたが、
夜も気を張りながら過ごす職員への負担を考えると、来年は更に同行する職員の人数を増やして、交代で介助にあたれるように工夫が必要です。

今回の大会出場に限らず、介護の現場全体でいえることですが、
ご利用者様が楽しく、安心して過ごすためにも、職員自身もご利用者様とのコミュニケーションや、行事ごとを楽しみながら、細やかな気遣いにつながる「余裕のある体制」を整えて参りたいと思います。