住み慣れた地域での暮らしをサポートします – 地域包括支援センターかわみなみ –

地域包括支援センターは、地域に暮らす高齢者の皆さまが、住み慣れた地域で安心してその人らしい生活が継続できるよう、地域や行政と連携して「総合相談支援」「地域づくり」「権利擁護」「介護予防ケアマネジメント支援」等の業務を行っています。

今回は、その中の「総合相談支援」と「地域づくり」についてご紹介します。

総合相談支援

地域包括支援センターは、地域で暮らす高齢者の総合相談窓口です。
専門知識を持ったスタッフが、介護予防や生活の困りごと等、一人ひとりのご相談に対応させていただきます。

社会福祉士

保健師

主任介護支援
専門員

例えば、こんなご相談…

  • 介護保険のサービスを利用したい
  • 最近、物忘れが気になる
  • 転びやすくなった
  • 近所に住む一人暮らしの高齢者のことが心配
  • 離れて暮らす親のことが心配
  • 介護に疲れて、誰かに相談したい
  • 財産管理に自信がなくなった
  • 近所から怒鳴り声が聞こえる

地域包括支援センターかわみなみは、川南地区(黒森、浜中、広野、新堀、十坂、宮野浦)を担当しています。

高齢者ご本人はもちろん、遠方にお住まいのご家族や地域の方からの相談も受け付けております。
お気軽にご相談ください。TEL:0234-92-3451

地域づくり

地域包括支援センターは、地域における連携・協働の体制づくり、地域の介護支援専門員への支援等も行います。地域包括支援センターかわみなみで行っている活動の一部をご紹介します。

小地域ケア会議

民生委員や専門職が集まり、地域で支援を必要としている人に関する情報や支援方法、地域課題の解決に向けた話し合いを行います。
令和7年2月に行った小地域ケア会議では、「防災」をテーマに、各民生委員や地域の介護支援専門員との情報交換、避難場所の確認等を行いました。活発な意見交換ができ有意義な時間となりました。

認知症サポーター養成講座

地域で暮らす方々を対象とした講座で、認知症について基本的なことを学び、正しい知識や接し方について理解を深め、地域で暮らす認知症の方やその家族を暖かく見守る応援者(認知症サポーター)を養成します。
令和6年度は、東北公益文科大学にて開催し71名の学生に参加して頂きました。

家族介護者教室

在宅で介護をしているご家族等に、介護の知識や技術をお伝えし、介護者の身体的・精神的な負担を軽減することや、これからの介護に役立ててもらうことを目的に開催しています。
令和6年度は「服薬」「栄養」「介護技術」「認知症」をテーマに年4回開催しました。

これからも、地域の皆さまの「いつまでも住み慣れた地域で、笑顔で暮らしたい」その想いを大切にして、一人ひとりの豊かな生活をともに支えられるよう活動して参ります。