地域とのつながりを大切に ~ 浜中学区コミュニティ祭りに参加しました ~
浜中地区では、毎年11月の文化の日に浜中コミュニティセンターや南体育館、農村研修センターを会場に「コミュニティ祭り」が開催されています。こもれびの郷浜中でも毎年、作品を出展させていただき、ご利用者が日頃から取り組んでいる「塗り絵」や「はつらつプロジェクト」の一環で作成した「壁飾り」など展示させていただいています。
恒例の作品出展
出展する作品はご利用者と相談して決めており、皆さんの力作を飾っています。
当日、会場に足を運ばれたご利用者ご家族からは「こんなに上手に塗り絵ができるなんて驚きです。感動しました。」とのお言葉をいただきました。
また、間近で作品をご覧になられた地域の方には「鶴は折り鶴を使って作ったんですね。すごい。」とご感想をいただくなど、日頃の取り組みの成果や大作をお披露目する機会となっています。
イベントに初参加
昨年は初めての試みで、11月5日に開催されたイベントにも参加させていただくことになりました。当日は、こもれびの郷浜中所員2名とライフケア黒森居宅介護支援事業所のケアマネジャー1名が参加し、学習療法や機能訓練の紹介と体験コーナーの他にケアマネジャーによる介護相談スペースを設けさせていただきました。
機能訓練体験コーナー
ご利用者がデイサービス利用時に取り組んでいる簡単な足の体操を体験していただきました。座ったままシルバーカーを前後に移動し、足の筋力を保つ体操です。
体験していただいた方からは「こんなに大変な体操をデイサービスのみんながやってるんですか!?」と、驚きの声がありました。
学習療法紹介コーナー
学習療法実施者が実際に使用する「読み教材と計算教材」の展示の他に「数字盤」を体験していただきました。
数字盤は数字が書いてあるコマを盤にある同じ数字の部分に置いていくものです。
30、50、100の数字盤を準備しましたが、体験されたみなさんは時間を図りながら早く正確に置けるように挑戦されていました。体験をされた方より、「簡単そうに見えて、意外と難しいあんの。これだば、頭使う!」と脳の活性化を実感されておりました。
介護相談コーナー
ライフケア黒森居宅介護支援事業所のケアマネジャーが、地域の方の悩みや困りごとを多数お聞きしました。ご自宅で介護されている方やこれから介護サービスを利用したいとお考えの方、地域住民の方のお話を直接お聞きする大変貴重な時間となりました。
初めて参加させていただいたコミュニティ祭りのイベントでしたが、お楽しみ抽選会や食生活改善コーナーなどたくさんのイベントが行われる中、立ち寄っていただけるのだろうかと心配もありました。
しかし、現在ご利用いただいている方のご家族をはじめ、「以前家族がこもれびの郷浜中に通っていた」「ライフケア黒森にお世話になっている」といった地域の方々が声をかけてくださいました。
他にも交流を図っている保育園や小学校のお子さん、小学校の時に交流した中学校の生徒さんなど大変多くの方に立ち寄っていただき、温かいお言葉をたくさんいただきました。
こもれびの郷浜中は今後も地域との繋がりを大切にし、若い世代からお年寄りまで支え合える地域づくりを地域の皆様と共に行っていきたいと思います。